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LifErazer

 01. The Unholy (Intro)
 02. Godless Reaper of Souls
 03. Son of the Dead
 04. Static Darkness
 05. Life Erazer
 06. The Slow Fall of Death
 07. Transcending the Fall
 08. Blood Chapter
 09. Devil's Speech
 10. Pain Within
 11. Fall From Grace (Morbid Angel cover)

2003年発表、スウェーデンのデスメタルバンドSOULREAPERの2nd。

伝説的ブラックメタルバンドDISSECTIONの元メンバーである
Johan NormanとTobias Kellgrenを中心に1997年に結成されたバンド。
1stアルバムWritten In Bloodは大手Nuclear Blastからのリリースでしたが、
本作はマイナーレーベルHammerheart Recordsに移籍して発表されました。
しかしサウンドプロダクションは前作よりも向上。
ミックスはTerrorことNicklas RudolfssonとAndy La Rocqueという鉄壁の布陣で
素晴らしい名盤に仕上がっています。

基本的には1stとほぼ同路線のスピーディーなデスメタルですが、
より疾走感を増し、展開の密度を上げています。
リフは暴虐性と叙情性の融合が進み、ゴリゴリと威圧的に刻みつつも
薄っすらとメロディが混ぜ込まれるようになりました。
その結果、前作よりも強烈かつ濃厚な内容になっています。
また、疾走パートが増えたせいかMORBID ANGEL系の要素はかなり薄まり、
叙情性の導入もDISSECTIONとは違ったものになってきていて、
独自の方向性を示したアルバムだといえると思います。
(この後すぐ解散してしまったのが惜しまれます……)


余談ですが、1stは再発されたりしていますが、
2ndは所属していたHammerheartの大本Karmageddon Mediaが撤退してしまった影響で
再販等されず、微妙にレアになっているような気がします。
いまだからこそ再評価したい名盤だと思います。

あと、理由は不明ですが、タイトルは「LifErazer」表記のものと
「Life Erazer」表記の二種類があるようです(アートワークも微妙に違う)
また、移籍直後に出したEP盤を収録したがあります。
(2002年に録音されたSon of the DeadとDevil's Speechの2曲)


SOULREAPER自体は本作発表後に解散してしまいましたが、
現在はJohan Norman率いるTRIDENTがほぼそのまま音楽性を継承しています。


  

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Written in Blood

01. Darken the Sign
02. Written in Blood
03. Satanized
04. Seal of Degradation
05. Ungodly
06. Subterranean Might
07. Labyrinth of the Deathlord

2000年発表、スウェーデンのデスメタルバンドSOULREAPERの1st。

伝説的ブラックメタルバンドDISSECTIONの元メンバーである
Johan NormanとTobias Kellgrenを中心に1997年に結成されたバンド。
当時DISSECTIONはリーダーのJon Nodtveidtが投獄されて活動停止状態だったため
「元DISSECTIONのメンバーの新バンド」という触れ込みで登場しましたが、
実は音楽性はかなり異なっていて、ブラックメタルの要素は希薄。
どちらかというとMORBID ANGEL、CANNIBAL CORPSEなどの流れを汲むスタイルで、
スピーディーかつ複雑な曲展開と、重苦しいミドルパートの対比を得意としています。
メロディの導入についても、よりヘヴィな質感をだすために取り入れていて、
他のデスメタルバンドとも印象が若干異なるのが面白いところ。

サウンドプロダクションは大手Nuclear Blastからのリリースだけあって高品質。
弦楽器はかなりダウンチューニングして低域を強調していますが、
適度にザラザラした感触をつけつつも、輪郭のはっきりした音です。
この音作りのせいか、ツインリードもマッシブな印象になっています。
ネチネチした凶悪なアタックのバスドラムはブルータルデス風。
一方、リヴァーブを上手く活かした甲高いスネアやタムの音作りなどは
MAYHEMやDISSECTIONを思わせるブラックメタル系の感触ですね。
組み合わせは風変わりですが、硬派な作風にうまく合致していると思います。
派手さはないものの、ものすごく良いアルバムです。

ちなみにSOULREAPER自体は2nd発表後に解散してしまいましたが、
現在はJohan Norman率いるTRIDENTがほぼそのまま音楽性を継承しています。


  



Nemesis Divina

 01. The Dawn of a New Age
 02. Forhekset(Bewitched)
 03. Mother North
 04. Du som hater Gud(You Who Hate God)
 05. Immortality Passion
 06. Nemesis Divina
 07. Transcendental Requiem of Slaves(instrumental)

1996年発表、ノルウェーのブラックメタルバンドSATYRICONの3rdアルバム。

現在のSATYRICONは重厚なミドルテンポを得意としていますが、
本作はファストなメロディックブラックの名盤として有名。

最大の特徴は、ストレートに疾走している中で変拍子を利用していること。
変拍子といっても区切りのない7拍子や13拍子といったものではなく、
3拍子や4拍子を軸に、1/4、2/4、3/4拍子などを末尾に混合する発想で、
リフに抑揚をつけたり、スムーズな展開を作る目的で使っているようですね。
非常に知的で洗練されたスタイルだと思います。

3曲目Mother Northは初期の代表曲。
メインリフに戻ってから一気に駆け抜けるエンディングが感動的。



Mother North(PV)


  

 
Ink Compatible

 1. Aquanet
 2. Just a Little Bit
 3. Words for Nerds
 4. Melissa's Friend
 5. Read Me(instrumental)
 6. Multi-Masking
 7. In Memory of...
 8. ACRONYM (A Chaotic Realization of Nothing Yet Misunderstood)
 9. The Cereal Mouse(instrumental)

2004年発表、プログレッシブメタルバンドSPASTIC INKの2ndアルバム。

変態系変拍子メタルの祖WATCHTOWERのRon Jarzombekと、
RIOTやHALFORDでも活躍する実兄Bobby Jarzombekによって結成されたバンド。
1stはインストゥルメンタルのみのアルバムでしたが、
今回からヴォーカルにWATCHTOWERのJason Macmasterを迎えています。

とにかく徹頭徹尾といっていほど超絶変拍子と技巧的なプレイの連続。
そしてリフがいちいち格好良い。
現在Ronが在籍するBLOTTED SCIENCEほど過激ではありませんが、
結構メタリックなエッジがあります。
また、無茶苦茶なことをやりつつも展開の緩急や整合性は抜群、
浮遊感あるメロディも魅力的で、じっくりと聴かせる内容にもなっています。
マイナーですが、凄まじく完成度の高い傑作です。


余談ですが、邦盤にはボーナスとしてもうA Quick Fixという曲が収録されています。
過激な変拍子を交えつつ、華麗な旋律と共に爽快に突っ走っていく
メタリックなインストゥルメンタル。
なぜ通常版に入ってないのか理解に苦しむほどの超名曲。
しかも邦盤以外には一切世に出ていません。なんてもったいない!



  


Beneath The Remains

 1. Beneath the Remains
 2. Inner Self
 3. Stronger Than Hate
 4. Mass Hypnosis
 5. Sarcastic Existence
 6. Slaves of Pain
 7. Lobotomy
 8. Hungry
 9. Primitive Future

1989年発表、ブラジルのスラッシュメタルバンドSEPULTURAの3rdアルバム。

今でこそブラジル音楽とハードコアを取り入れたグルーヴメタルとして知られ、
KORNやSLIPKNOTなどにも多大な影響を与えたことで有名な彼らですが、
当初は凶暴極まりないスラッシュメタルバンドとして名を上げました。

最初期はブラックメタルとも言われるほど邪悪で危険なスタイルでしたが、
1stを発表した1986年当時のブラジルは軍事政権を脱したばかりの頃で
機材調達さえ困難だったなど様々な苦労話が残っており、
実は地道に苦難を乗り越えてきた堅実なバンドであったことが覗えます。

最初期は曲は素晴らしい一方、演奏力はかなり怪しかったのですが、
作品を重ねるごとに徐々に整合性を増していきます。
中でも彼らのターニングポイントとなった本作は鉄壁の安定性。
仄暗い叙情性も加わり、最高傑作との呼び声も高い作品です。

ゴリ押しに近いスラッシュパートは尋常ではないほど凶暴凶悪、
それとは対照的に叙情パートは不穏でありつつも美しく幽玄。
その美醜を絶妙にまとめあげる曲展開は非常に知的で、ドラマティックです。
Max Cavaleraのヴォーカルは、メロディを廃したダウナーな吐き捨てタイプ。
独特の声質で非常に格好良いですね。

さらに、本作のミキシングはデスメタルでも有名なMorrisound Studio。
プロデューサー/エンジニアは名手Scott Burns。
エッジを効かせつつもズシンと体に響く、重厚なサウンドとなっています。

暴虐性と知性が融合したスラッシュメタルの決定盤です。


ちなみに現在は1997年にリマスターされたバージョンが主に流通しています。
ボーナストラックとしての曲追加されています。
 10. A Hora E A Vez Do Cabelo Nascer (Mutantes cover)
 11. Inner Self (Drum Track)
 12. Mass Hypnosis (Drum Track)

10は同郷ブラジルのロックバンドOs Mutantesのカヴァーで、
スラッシュ化したサイケという、なんとも奇妙で面白い内容。

11と12はタイトル通りドラムトラックを全面に押し出したデモで、
ヴォーカル無し&弦楽器モノラル仕様。



  




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