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World Destruction

 01. The Trident
 02. Jaws of Satan (Spawns of Hell)
 03. Nemesis
 04. Black Velvet Wings
 05. Stockholm Bloodbath
 06. Luciferian Call
 07. Blackened Souls(Instulmental)
 08. Slaves to Anguish
 09. World Destruction
 10. Mephisto

2010年発表、スウェーデンのブラック/デスメタルバンドTRIDENTの1st。

Johan Norman(ex-DISSECTION、SOULREAPER)を中心に2007年に結成。
7曲目のインストを除いて全てJohanの手による作曲なので、
SOULREAPERの1st2ndの延長線上……というか、
3rdアルバムだと受け取っても問題なさそうな作風ですね。
硬質かつ重厚なスウェディッシュデスメタルを基調に、
MORBID ANGEL的な荘厳さと、ブラックメタルの荒涼とした旋律を組み込んでいます。

SOULREAPERとの大きな違いは、Johanがリズムギターに徹していること。
もう一人のギタリストであるPer-Owe "Ewo" Solveliusがリードを担当しています。
ほぼ無名のプレイヤーなんですが、めちゃくちゃ上手いです。
シュレッドやスウィープもさらりとこなし、ソロは曲のハイライトといえるほど華麗。
今後注目すべきギタリストだと思います。


ちなみに現在はJohanとEwo以外はすべてメンバーチェンジ。
続報がないんですけど、どうしているのやら……
http://www.myspace.com/tridentofficial



Jaws of Satan (Spawns of Hell)


  


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Then Comes Affliction to Awaken the Dreamer

 01. Enter Nothingness
 02. Instinct Solitaire
 03. Torrents
 04. The Thin Layers of Lust and Love
 05. Tear
 06. Manumit
 07. The Flutter Kings
 08. Erased
 09. House of Nadir
 10. Coda

2006年発表、プログレッシブメタルバンドTWISTED INTO FORMの1st。

2000年にプログレッシブメタルバンドSPIRAL ARCHITECTから離脱した
Kaj Gornitzka(G)と、Leif Knashaug(Vo)を中心として結成。
そこへプログレッシブブラックメタルバンドLUNARISのErik Aadland(B)と
プログレッシブデスメタルバンドEXTOLのDavid Husvik(Ds)が合流し、
地下シーンの凄腕が結集した超強力なプロジェクトとなりました。

作風はほぼSPIRAL ARCHITECTと同系統。
WATCHTOWERの流れを汲む超絶変拍子系テクニカルメタルです。
SPIRAL ARCHITECTに比べるとダークな世界観が特徴。
恐らくバンド名はFORBIDDENの2ndアルバムタイトルが由来だと思いますが、
雰囲気がちょっと似ているかもしれません。

最大の特徴は、やっていることは壮絶なのに、とにかく聴きやすいこと。
単体でも格好良いリフやメロディがものすごく多く、展開も派手なので
プログレというよりテクニカルスラッシュのような感覚で楽しめます。
まあ、真面目にリズムを追っていると発狂しそうになる精緻さですが……

個人的には猛烈に気に入っているアルバムです。
技巧派プログレッシブメタルの隠れた傑作。


余談ですが、結成が00年で1st発表が06年と、かなり期間が空いていますが、
噂によれば作曲で3年、レコーディングに2年かかってるという話が……。
順当にいけばそろそろ2ndがでるんじゃないでしょうか(笑)
LUNARISの2ndのほうが先に出そうな予感もしますが。


  



terror.jpg
The Wild Stream Of Eternal Sin

 1. Straight to Hell
 2. Disco Bloody Disco
 3. Order of the Lone Wolf
 4. Chain of the Damned
 5. Nightmare Rider
 6. Blood Fire Metal
 7. Wild Disorder

1999年発表、日本のスラッシュメタルバンドTERROR SQUADの1st。

バンド名の由来はARTILLERYの2ndアルバムタイトルからでしょうか。
アグレッシブかつドラマチックな曲展開が似ているかもしれませんね。

作風は独特、スラッシュメタルと括るのも怪しいところです。
ヴォーカルは完全にハードコア系のスクリーム。
ギターはキャッチーなリフをザクザクと刻みつつも随所でテクニカル。
コードワークやメロディはポストロック/ポストハードコア寄りで、
浮遊感のある美しいハーモニーが随所に登場します。
この辺りの導入はVOIVODやMEKONG DELTA的といえるかも。
リズム隊は複雑なパターンチェンジをいとも簡単にこなし、
非常にスムーズかつスピーディーに展開していきます。
基本的には疾走はスラッシュビートで、ブラストは無し。
随所でリズムパターンやコンビネーションを細かく切り替えていってますが、
ありとあらゆる全てが疾走感を盛り上げるために機能しています。
パズルが組みあがっていくかのように展開していくのは圧巻。
全曲疾走曲というのも潔い。
まさにマスターピースといえる1枚だと思います。








Ten

 01. The Crusades/It's All About Love
 02. After the Love Has Gone
 03. Yesterday Lies In the Flames
 04. The Torch
 05. Stay With Me
 06. Close Your Eyes and Dream
 07. Eyes of a Child
 08. Can't Slow Down
 09. Lamb to the Slaughter
 10. Soliloquy/The Loneliest Place In the World

1996年発表、イギリスのハードロックバンドTENの1stアルバム。

1995年にGary HughesとVinny Burnsを中心に結成。
当初はGaryのソロにVinnyが合流した形だったそうです。
そのせいか、本作レコーディング時点ではバンド体制になっておらず、
ドラムのGreg Morgan以外はセッションメンバーで製作されています。
キーボード奏者含む5人編成。

作風はスタンダードなメロディックハード。
イギリスのバンドらしい哀愁あるメロディが持ち味で、
随所で登場するクラシカルなパートはケルト音楽っぽさもありますね。
柔らかな歌声や幽玄な音のキーボードも相まって繊細な雰囲気ですが、
よく聴くとギターは要所要所でハードにリフを弾いていて、結構ロックしてます。
このコントラストがとても魅力的。

曲展開はシンプルにまとめつつも、どの曲も一工夫あって飽きさせません。
オープニングとエンディングはそれぞれ短いインストを導入に配した大曲。
It's All About Loveは中間部の転調が秀逸ですし、
The Loneliest Place In the Worldは強めにブリッジミュートをかけた
クラシカルなリフがたまらなく格好良い。
他にも、哀愁あふれるYesterday Lies In the Flames、
美しいコーラスが重なっていく展開が感動的なStay With Me、
QUEENやTHE BEATLESを思わせる不思議なメロディが面白いEyes of a Child、
パートごとに雰囲気ががらりと変わるLamb to the Slaughterなどなど、
どの曲にも聴き所があります。
デビュー作とは思えないほど充実した内容です。

2ndアルバムとあわせてオススメの作品。



  

 


Rampton

 1. He Who Accepts all That Is Offered (Feel Bad Hit of the Winter)
 2. New Pants and Shirt (KILLDOZER cover)
 3. The Smiler

2002年発表。ドゥームプロジェクトTEETH OF LIONS RULE THE DIVINEの1st。

ヴォーカルLee Dorrian(CATHEDRAL, ex-NAPALM DEATH)、
ギターStephen O'Malley(BURNIG WITCH、Sunn O)))、KTL、KHANATE)、
ベースGreg Anderson(GOATSNAKE、Sunn O))))、
ドラムJustin Greaves(ex-IRON MONKEY、ex-ELECTRIC WIZARD)という
ドゥームとノイズの精鋭が集った、夢のグループです。
しかし、同時に変人奇人ばかりでもあるので、かなりぶっ飛んだ内容。
たった3曲で54分という大作主義、しかも2曲目は原曲無視のカヴァー曲。
なに考えてんだ。

1曲目は名前も長いが曲も長い大作。
冒頭はフィードバックノイズに乗せてドラムが好き勝手に叩き散らかすだけ。
5分後にようやくベースが入ってリフを弾き始め、フェイザーのかかったノイズが旋回。
ドラムがパターンを変えて徐々に期待感を煽っていき、曲本編が開始するのが8:40。
鈍く響く轟音と叩きつけるように歌うヴォーカルが加わり、同じリフで10分ドロドロ。
その後、再度フィードバック+ドラムだけになり、イントロからもう1ループ。
最後は、ブツブツとしたノイズのアウトロで延々6分。計30分弱。

常識的に考えれば「意味不明」としか言えないふざけた曲構成なんですが
ノイズとリフ、リズムパターンを細かく変動させることで、
強烈なグルーヴ感を生み出しています。とにかく信じられないくらい格好良い。

2曲目はKILLDOZERのカヴァー。
 KILLDOZERは80~90年代後半まで活動したアメリカのノイズロックバンド。
このカヴァー曲はまだ理解しやすい、比較的普通のドゥームです。
しかし、原曲の生暖かいメロディはどこへやら。暗黒ノイズの大渦と化しています。
そのうえテンポも半分、長さも倍に……でも、超格好良いんだから文句ありません。

続く3曲目ではさらにスローダウン。
グズグズに潰れた弦楽器と、不気味に反響するドラムが重苦しい前半から
いったいブレイクして静かになりますが、再度ドゥームパート後半戦へ展開。
ここのリフが猛烈に格好良いです。
最後はそのままジュワジュワと耳障りで気持ち良いノイズで終わります。

好きな人は心底好き、嫌いな人は完全にダメ、と両極端なアルバムだと思いますが、
圧倒的なうねりの格好良さは唯一無二。ノイズドゥームの歴史的名盤です。


余談ですが、こんなトチ狂った内容ながら邦盤がでています(ボーナストラックは無し)
セールス的にはどうだったんだろう……どう考えても売れなさそうですけど(笑)



  



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